正しいシートポジションをとると、自然とこの様な形になります。
図3:正しい姿勢。
腕や足に一定の余裕があり、肩に力が入っておらず添える様に軽い力で
ハンドルを握れています。
それでは、上の写真を参考に早速シートポジションを調整して行きましょう。
調整時のポイントは「前後スライドでペダルとの距離を」「リクライニングでハンドルとの
距離を」調整すると言う事を頭において実戦して下さいね。
順序的にまずはペダルとの距離から調整して行きます。
ペダルとの距離を図る目安は、「ブレーキを目一杯踏み込んだ時に足が伸び切ってしまわず、
少しゆとりがある」所が適正ポジションです。
図4:良い例。
図5:悪い例。
※車については、クラッチを踏み込んだ時の足のゆとりで判断すれば良いのですが、
一番大切なのはブレーキを踏み込んだ時の足の伸び幅や距離感です。※
下半身の次は上半身、続いてリクライニングでハンドルとの距離を調整しましょう。
ここで大切なのはハンドルをまわした時に腕が伸び切ったり、窮屈だったりしない事です。
ハンドルに手を添えた時に、自然に肩の力が抜けて、少し腕が曲がる位が適正ポジションですよ。
図6:力を抜いて楽な感じに。
さてここまで調整出来たら、ミラーがあってるかどうか確認してみて下さい。
どうでしょう?
ルームミラーもサイドミラーも、向きがおかしい事になっていませんか?
正しいドライビングポジションにあわせて、ミラー角度も正しい位置に調整しなおしましょう。
図7:調整しなおしましょう。
一般車もレーシングマシンも、後方視界なくして安全には走れません。
運転に自信が無い人ほど、ミラー調整は重点的に行いましょう。
走行中のプレッシャーを軽減する事が出来ますし、
円滑に走行する事が出来ると思います。
これで正しいドライビングポジションをマスター出来たはずです!
次回は続編として「正しいステアリング操作」に触れてみたいと思います。
それでは、次回の更新でまたお会いしましょう!
【ルームミラーのこぼれ話し】
ルームミラーが曲面鏡だと言う事はご存知ですか?
ミラー下のレバーを操作する事で、後方車両のライトの眩しさを
軽減する事が出来ます!
操作と言ってもシンプルそのもの。
レバーを前後させると、ルームミラーの角度が変わりミラーに映し出される視野が
薄暗くなります。
図8:ここにあるレバーで調整できます。
通常時に比べて距離感が少し異なるので、慣れが必要な部分はありますが、快適なドライブを
サポートしてくれるので一度お試しを!
以外にこの機能を知らない人が多くビックリする事が多いんですよ(笑)
1982年6月2日生まれ / 兵庫県出身
1994年よりレーシングカートで活躍の後、単身渡仏し、la filiere 入校。 帰国後の2000年、無限フォーミュラチャレンジ参戦し、シリーズチャンピオン獲得。 2001年には、SRS-F(鈴鹿レーシングスクール)入校、主席で卒業。 2002~04年には、フォーミュラドリーム参戦、シリーズチャンピオン獲得。 2005年以降は、全日本F3選手権、SGT300クラス、S耐久シリーズなどに参戦。
現在、日本で注目されているプロレーサーの1人である。 経験に裏打ちされた車や運転に関する豊富な知識、および、そのレクチャー&レッスンには定評がある。

