前回までは運転について少しだけ突っ込んだ内容をお話しして
来ましたが、
今回は明日からすぐに使えるお役立ち豆知識を
お届けしたいと思います。
早速ですが、下の写真を見てください。
図1:停車している状態。
これはある車を停車している状態なのですが、
大きな間違いが一つあります、まずはそれを見つけてください。
(すごく簡単かも・・・)
わかりましたか?
そう、サイド(フット)ブレーキを引いていませんね。
シフトポジションは「P=パーキング」に入れられていますが、 これでは正しく駐車出来ているとはまったく言えません!
サイドブレーキは別名「パーキングブレーキ」とも呼ばれ、 車体の後輪に対してブレーキをかける事で駐車時の車の誤作動を 防ぐシステムになっています。
確実な駐車の為にも、サイドブレーキは絶対に使って欲しいのは 言うまでもありませんが、ここで一番言いたいのは「Pシフト」を 信用し過ぎないで!と言う事なんです。
AT車のP(パーキング)シフトは機械的にトランスミッションの
一部をロックしているだけで、坂道での車体を確実に停めている
だけの作りにはなっていません。
あくまでもサイドブレーキとの併用が前提なのを忘れないで下さいね!
実際の機構を目にする事はほとんどないかも知れませんが、
Pシフトの機構は本当に拍子抜けしてしまう程シンプルな作りになっているので、
大型車やトラックだけではなく、軽自動車などの小型軽量の車に乗って
いる方も確実にサイドブレーキとパーキングを使用して駐車する事が
ドライバーとしての努めだと思います。
大切なお子様や奥さん、友人が乗った車が駐車中に勝手に動き始めたら・・・
考えただけでもゾッとしますよね?
飲酒運転と一緒で、「ちょっとだけ」の気持ちが思わぬ事故に繋がる事を 忘れないで下さい。
っと、ちょっと怖い?話しになってしまいましたが、
実際には凄く基本的な事で、「そんなの当たり前!」と言う人も多いかも知れませんね
(汗)
最近では見かける事がどんどん減って来ているMT車の方は、
Pシフトの変わりに1速orリバースギアに入れておく事で、同じ上記と同じ意味がありますので!
次回は「愛車の日常点検」についてお話ししたいと思います。
それでは今回もありがとうございました!!
1982年6月2日生まれ / 兵庫県出身
1994年よりレーシングカートで活躍の後、単身渡仏し、la filiere 入校。 帰国後の2000年、無限フォーミュラチャレンジ参戦し、シリーズチャンピオン獲得。 2001年には、SRS-F(鈴鹿レーシングスクール)入校、主席で卒業。 2002~04年には、フォーミュラドリーム参戦、シリーズチャンピオン獲得。 2005年以降は、全日本F3選手権、SGT300クラス、S耐久シリーズなどに参戦。
現在、日本で注目されているプロレーサーの1人である。 経験に裏打ちされた車や運転に関する豊富な知識、および、そのレクチャー&レッスンには定評がある。

